■スリランカ日報 ポロンナルワ/メディリーギリヤ編 -040927-


リゾートのような安ゲストハウスでプチ優雅に目覚める


 曇り空の中、チャリンコを駆ってポロンナルワの遺跡巡りへ。アヌラーダプラが、民家と遺跡の共存系の遺跡群だったのに対し、こちらは「ポロンナルワ保護区」とも呼ばれる通り、完全に公園化されている。ただ、民家がない代わりに名もない遺跡や遺構が至る所に残されており、遺跡で作られた一つの町といったような風情を醸し出してはいる。まあそれでも、たまに道を逸れて民家の人々と戯れるというサプリメントがないと筆者的には飽きてしまう感は否めなかった。

 
ジャングルのような路地                    バス停

 遺跡をまわる中、いつしか常に同じペースでチャリンコを駆り、常に同じ遺跡で顔を合わせる西洋人に気づく。先方も気になっていたらしく、どちらからともなく話し掛ける。むやみに写真を撮っていた筆者に対し、彼はこう述べたものである。
「たくさん写真を撮っているな。まさか君は古代建築のスペシャリストかい?」
 いかにも西洋風のジョークである。ところで、「西洋風のジョーク」にはさらに多くのの小分類がありそうな気もするが、ここではそれに触れないこととする。
 彼はドイツ人の銀行員で、今はシンガポール在住だとか。その前はミャンマーでその前は香港で・・・。とんでもないグローバル人材である。ちなみに筆者が以下のように訪ねたところ、
「それで日本には来たことあるのかい」
「ああ、20年くらい前に旅行したことがあるよ」
 お手上げである。


 昼過ぎにトゥクトゥク運転手のミヒンダと待ち合わせ、メディリーギリヤへ向かう。メディリーギリヤは、ポロンナルワから北へ30kmほど行ったところにある遺跡群で、最近発掘されたのだたという。「歩き方」には「ジャングルに眠る遺跡」などと書かれていたので、筆者も相当に期待して臨んだものである。
 しかし実際に行ってみると、確かに周辺は未だ未開の地といった風情だが、遺跡のある辺りは既にかなり公園として整備されており、少なからず拍子抜けの感があった。
 まあ、そこまでのトゥクトゥクでの道のりで田舎の庶民の風景が楽しめたので、よかったとしたい。

 帰り道で「アーユルヴェーダ」を体験。「アーユルヴェーダ」とは、インド発祥の伝統的な健康/美容増進法で、様々な薬草を用いてマッサージやスチームバス(薬草サウナ)、ハーバルバス(ハーブ風呂)等の各種療法を施すものである。
 だがこの後、とんでもない危機的状況が筆者に襲いかかった。なんとマッサージを施してくれるのは若い女性だというのである。まさかこのようなところで若い女性の前でトランクス一丁になるなどとは全く予期せぬ非常事態である。というのも、少しでも間違えば筆者の精神状態は動揺をきたし、大事な部位が隆起してしまう恐れがあるためである。このようなマッサージごときで動揺したなどと思われては、日本男児の沽券に関わってくる。
 しかし筆者は、驚くべき精神統一によって、何とかこの危機的状況を乗り切ることに成功したのである。今回の経験により、筆者は人間的に一回りも二回りも大きくなれたに違いない。

 今晩の「Palm Garden」での晩餐では3人組のスロベニア人と共になった。この3人組、男1、女2の組み合わせなのだが、2人の女性が非常に陽気でかわいらしい。スロベニア人男性一般に敵意を感じた瞬間であった。
 晩餐は、ミヒンダや宿のオッサンも加わって仏教や恋愛観に関する議論が盛り上がり、非常に楽しい時間を過ごすことができた。ちなみに
「スロベニア人は何語を話すのだ」
 と聞くと
「スロベニア人はスロベニア語を話すのだ」
 と教えてくれたので皆さんもよろしければ覚えておいていただきたい。



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↓以下しばらくポロンナルワの遺跡群
 
エジプトの王宮の遺跡のよう
 
この人は仙人か?
 

 
アンコール・ワットを思い出させるレリーフの数々


 
全身持っていきおったか。           昔の教科書だとか
 

 

 
また出ました。謎の巨大イグアナ         説明板には「WELL(井戸)」と書いてある。へえ。
 

 

 

 

 

 


↓ポロンナルワの町へ帰ってちょっと休憩・・・
 
「ふとん丸洗い」の下にはさらに衝撃の文字列が・・・!レッツクリック!


↓ここからは秘境遺跡、メディリーギリヤ
 
ジャングルに浮かぶ神殿のよう               まだ訪れる人も少なく、寂寥感が漂う
 
                           ギリシャ神殿と仏教が出会ったかのような
 

 

 
スリランカの竹は黄色い