■ラオス日報2005 バンビエン〜ビエンチャン編 -050721-

 朝から雨というのはこの旅で初めてである。素朴だが充実した日々を提供してくれたバンビエンを、今日で後にする。

 

今日は紙パックの豆乳             標高が高いためか雨になると雲や霧に包まれる

 9時にタボンスックホテルの前で待っているように言われていたのだが、9時を回っても何も起こる気配がない。心配になった我々は、往路のバスの到着点だった「マロニーゲストハウス」へ行ってみることにした。しかしこの判断は大間違いで、バスと行き違いになってしまったのである。再びタボンスックへ戻ると、案の定バスが先ほど来たという。急遽そこからバスの携帯電話に電話をしてもらい、なんとか拾ってもらうことに成功。日本では比較的遅刻が得意な筆者であったが、ラオスに来て時間にナーバスになるとは皮肉である。

 車が来て見ると、往路のようなマイクロバスではなくトヨタのライトバン。乗客も我々を含めて6名だけだったので、往路に比べて格段に快適である。だが、狭い国道を異次元の速度で飛ばすため、すれ違いの際に幾度と無く正面衝突未遂を繰り返しては一命をとりとめることの連続であった。そのおかげでずいぶん早くビエンチャンに到着できた。人類はこのようなドライビングスキルをも身に付けることができるのだ、という可能性を垣間見ることができた。

 道中、スコールになったりしとしと降りになったり晴れたりと、空模様は激しい変化を見せたが、ビエンチャンの雲行きも何やら煮えきらない感じである。
 おなじみ「ドゥアンドゥアン・ホテル」にてレンタバイクを借り、夕方までに市内の主要スポットを回ろうと画策していたのだが、ラオスの象徴、「タートルアン」仏塔を見ていた頃、突然のスコールに見舞われてしまう。仕方がないので寺の周りで走り回っていた子供達と戯れながら雨宿りをしていたのだが、雨脚は弱まったものの一向にやむ気配が見られないので、あきらめて雨の中2ケツして宿に戻ることに。

 

タートダム(黒塔)という仏塔         仏領インドシナ時代を思い起こさせる凱旋門(パトゥーサイ)
 
凱旋門の上からビエンチャン市街を望む          ラオス最大の仏塔、タートルアン
 
タートルアン内部
 
突然のスコール。はしゃぐ子供たち             肝っ玉かあさん

 本来は、日暮れ前に筆者イチオシの薬草サウナへ行くはずだったのだが、雨の中訪れるには若干距離があるため残念ながら今日は断念することに。そこで相方の提案で、雨脚が弱まった頃、宿から程近い「Oasis」というマッサージ屋へ赴く。
 ここでいわゆる「Lao Style Massarge」というやつを$5でやってもらう。なぜか自然と、相方には男性の、筆者には女性のマッサージ師が付く。素晴らしい習わしである。
 ところで、筆者はマッサージというやつがどうも得意ではない。ゴネゴネされるとついつい要らぬ力が入ってしまい、マッサージを受ければ受けるほど筋肉が疲労する感じなのである。しかも途中でくすぐったかったので変な顔をすると、爆笑される有様である。これでは梅ヶ丘屈指のハードボイルド派も立つ瀬がない。

 「Oasis」を出た頃、雨も上がっていたので屋台も出ているのではないかと河畔へ赴くと、残念ながら一軒だけ寂しげに出ているだけである。仕方なく、今夜は通常のラオス料理屋でラオス最終日前夜祭を盛り上がることとする。

 店を出て夜空を見上げると、すっかり晴れあがった夜空から逃げ出すように、ちぎれた雲が流れていくのが見える。明日はラオス最終日。好天に恵まれそうな予感がする。