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■久米島日報2006 那覇入り編 -060714-

 友人のアサノ(仮名:29歳)と久米島を蹂躙する旅に出た。何でも、商社勤めのアサノがこの秋にシンガポールに島流しにされるというので、最後にハメを外しておこう、という算段である。
 無論、筆者は向ヶ丘遊園でも屈指のハードボイルド派で知られている男なので、ハメを外すといってもたかが知れているが、とにかく美味い泡盛と美しい海があれば後はなんとでも楽しめるだろうということで、後先を考えず海を越えてみることにした。

 参考までに、久米島行きが決まった経緯をメールの抜粋で記しておくと、以下の通りである。

  筆者:「沖縄いいなあ」 (元ちとせがTVで歌っているのを聴きながら)

  アサノ:「うむ。いいなあ。行くか」

  筆者:「おう。行こう」

 以上である。いかにもハードボイルドな、硬派にそぐわしい旅の始まり方と言える。

 
沖縄に着いて最初に思ったのが、「シロアリ退治屋のなんと多いことか!」

首里城の一画を護るシーサー。シーサーってベロ出してたっけ?
 
これは、最近世界遺産になった「玉陵(タマウドゥン)」。琉球王室の墓陵だそうな。クメール様式っぽい彫刻も。
 
タマウドゥンの上に鎮座するシーサー。癒し系である。 墓陵内にはこのような骨壷が。なぜか「金のシャチホコ」。

 さて、久米島を選んだのは、「久米仙という大層有名な泡盛の名前がついている島だから、大層泡盛が美味いに違いない」との発想に基づくものである。
 もっとも後日、次の事実に気づいたことは、我々の洞察力の深さを物語っている。すなわち、「『島に泡盛の名前がついている』のではなく、『泡盛に島の名前がついている』だけだ」ということである。


 
ガジュマルの樹                 警察署の前にて。これって著作権大丈夫?

 ところで、筆者がアサノとともに沖縄を訪れるのは最初ではない。実は4年前にも一度、共に石垣島へ訪れている。お互いそれ以来の沖縄訪問ということになる。
 念のため追記しておくが、アサノと筆者とは特に男と男の禁断のお付合いをしている訳ではなく、従来から年に何回かバイクでツーリングに行ったりする、旅仲間でもあるのである。

 ちなみに「アサノ」という仮名は、彼が自称「浅野忠信似」だと主張するところからきているものである。

 
急遽泊まることになった那覇の宿、「照美荘」。2400円。

 さて、今回の旅では、急遽、台風により日程が大幅に変更されることになった。何しろ、那覇で空港から久米島行きのフェリー乗り場に向かう路線バスの中で、久米島の民宿のおばちゃんからフェリー欠航の情報を聞いたのだから。

 そのようなわけで、那覇到着後すぐに久米島へ渡る予定だったのだが、様々な変更手続きを経て本日は那覇に一泊することとした。

 明日、満を持して久米島へ渡航することになる。本日は途方も無く泡盛を吸飲し続けることとする。